幼稚園児の最新浴衣事情!2018④
幼稚園の夕涼み会の日がやってきた。
当日のスケジュールとしては、幼稚園の保育自体はお休みで(実質は夏休み突入)、夕方のみ祭りがあるような感じである。
だから、休日の夕方だけ幼稚園に遊びに行く、といった感覚だ。
開始時間は夕方からだというのに、子供本人はもちろん、親である私さえも皆朝からソワソワしていた。
その主な原因は3つある。
①慣れない浴衣を着付けしなければいけない=母の大仕事
②幼稚園に出向くということ
③子供自身が浴衣を着ることにワクワクしている
④子供自身が夕涼み会というお祭りにワクワクしている
夕方まで結構長いのに、目的に気持ちを一点集中もっていって少し緊張感のある時間をやり過ごすのである。気持ちだけでも少し疲れる。
着付け開始。
私が購入したのは、前述したとおり、【浴衣ドレス~浴衣に見える甚平~】だ。
「着付け」と大げさなことを言ってみたが、普通に洋服を着させるのとはそう大した違いは無いのである。
案の定、甚平的なものを簡単に着せられた。
そして実は一番の山場?は、帯を結ぶことだったのだ。
甚平の上下のセパレート部分を覆うふわふわのオーガンジー帯。
これをいかに上下の境目をうまく隠しながら、ふわふわお姫様に仕上げるかが重要なのである。
インターネット上では、帯結びに悩む私のような者のために、帯の結び方を指南してくれるサイトがたくさんあった。
要は
『お腹から腰に帯を回して、ちょうちょ結びを背中でして、帯の先をイイ感じに散らしてふんわり感を演出する』
というものである。
凝り出せば、お花のようなボリューミーで美しい結び方もできるようだが、動き回る娘相手にはなかなか難しく、そもそも不器用な私には、単純なちょうちょ結びアレンジしかできず・・・。
それでもふわふわ素材のおかげで、くしゅくしゅっとさせることができて、何とか様になった。
パッと見、見事に浴衣風!
後はちりめん素材のヘアークリップを髪飾りとして使用してみた。
我ながら、全体像として想像以上にイイ感じに浴衣姿を完成させることが出来てホッとした。
いざ、夕涼み会へ。
母的には、よその子がどんな浴衣を着ているのか見るのがとても楽しみになってきた。
色柄、さまざまなものを皆がどうチョイスしいるのか。
そして、今後のために参考にもしてみたいと思った。
夕涼み会の会場は、予想通り、女の子はもはや100%浴衣、甚平だった!
昨年の私のようなミス(夕涼み会に発表会のようなワンピースを着せてしまった)をする親御さんは居なかったようだ(笑)。
娘と同じような浴衣ドレスが勢いを増す中、本来の長め丈の浴衣を着ている子も多数いた。
「皆浴衣をちゃんと着せているんだあ」と感心してママ友に聞いてみたところ、実はそれが浴衣ドレスに近い甚平の進化風であることが判明。
【浴衣ワンピース】というものらしい。
上衣は甚平、下衣はキャミソールドレスになっているとのこと。
キャミソールドレスは単独でも使用できる2WAYなのだとか。
浴衣ドレスより便利な浴衣が他にもあったのだ!
これは、浴衣ドレスよりもおすすめしたい。
なぜなら『一見浴衣に見える』度が完璧だからである。
浴衣ドレスを着せて行ったおかげで、心配事でもあるトイレへも自分一人で行けて、手助けも要らなかった。なぜならスカートと同じ機能だから。
ただ一つ、浴衣ドレスのネックだった帯問題。
夕涼み会でよその子が着ていて、「これ最強」と思ったのが、こちら。
帯そのものがゴムになっているのだ。
ズレないし簡単だし、本当に素晴らしい!
今回の夕涼み会では動き回るたびに、帯が崩れてズレ落ちるのが気になった。
帯だけを今後買い直すかは未定だが、良いヒントをGETでき収穫のある一日になった。
次に浴衣を着せるのはきっと1年後になるかもしれないけど(笑)。
おわり