mfmama’s diary

東京のはしっこから、色々お届けします。

幼稚園児の最新浴衣事情!2018②

子供用の浴衣といえば、自分の幼い頃も浴衣を着て地域の夏祭りへ連れて行ってもらったのを思い出す。

浴衣を着るということは、1年の内の夏だけ、しかも夏祭りだけなのだから、レア中のレアな出来事であった。母親に浴衣を着せてもらって夏祭りへ行く日は、特別におしゃれが出来るドキドキワクワクの一日だっだ。

【いつもと違う格好で友達に会う】というのが、なんだか楽しみで仕方がなかったのだ。今振り返ると、とっても幸せな思い出である。

 

そして今度は自分が母親となり、娘に浴衣を着せて夏祭り(夕涼み会)に行く日が来るなんて・・・。

夕涼み会のお知らせをもらい、準備して参加する。当たり前のような感じで受け止めていた園の一つの行事であるが、よくよく考えればとても感慨深く幸せな経験だと気づく。

 

浴衣を着ていこう。絶対に今年は着ていこう。

女の子だから、甚平ではなく浴衣かな。

そうこう思いを巡らしているうちに、先手を打って、「浴衣買いました!」との連絡とともに私のもとに姪っ子の浴衣姿の写真が姉から送られてきた。

やっぱり小さい女の子の浴衣姿は愛らしい。こちらも初めて夕涼み会があるので浴衣を買ってみた、とのことだった。

インスピレーションを受けつつ、「浴衣どうしようかな」とグダグダしていると、またそこに1件のLINEが着信!

お次はまさかの私の母(娘のばあば)からであった。

「〇〇ちゃん(姪っ子のこと)は浴衣を買ったそうです。〇〇ちゃん(私の娘)は買わないの??」

ご丁寧にも(笑)、姪っ子の浴衣姿の写真~姉から私に送られてきたものと同じ写真~が転送されてきたのである。

これは、【浴衣買いなさいよ!】ということだよなあ・・・、と確信した。

【浴衣プレッシャー】とでも呼べばいい?!こんなのあるんだ、というか、そんなに着た方がいいと思うなら、着た姿が見たいなら、買ってくれないかなあ(笑)と思いつつ、浴衣探しに本腰をいれることにした。

 

ネットで色々検索してみると、子供用浴衣の進化に愕然とした!!

私の幼い頃には、着物のような、それこそ姪っ子が買ったような大人の浴衣と同じつくりのベーシックなタイプものしかなかったと思うのだが、

 

2018年現在、主流は【浴衣ドレス】だというのだ!

 

冗談ではない。本当にこういう品名?呼び名なのだ。

着物感はもちろんあるものの、レースがふんだんに施されていて、上下セパレートになっている。下はひらひら&ふりふり(死語?!)のミニスカート、それでもって帯はふわふわのオーガンジーにレース。

まさにお姫様である。

柄は、古来の【あさがお】【とんぼ】みたいな、おとなしい感じではなく、【バラ】や【リボン】などもある。

色は、古来の紺や白、などはほとんど無くて、【ピンク】や【パープル】といった感じ。

親的には素直に心から「素敵~!」とは思えない感じなのだが、きっと少女たちはドストライクな感じなんだろうな、とは察しが付く。

わかりやすい例えをするとしたら、数年前から主流になりつつある、パステルカラーのランドセルが市民権を得たのと同じような印象だろうか。

親的にはまったくもって選ばない類なのだが、少女たちはお姫様風に憧れて欲しがる、とはよく聞く話だ。

 

この時代の波に飲まれて、果たして我が家も【浴衣ドレス】を買うのか?!

 

③へ続く。