mfmama’s diary

東京のはしっこから、色々お届けします。

アンパンマンこどもミュージアムに行く③~入場篇~

子連れの家族たちがほぼ100%。

ロープで仕切られた列にぎっしりと並ぶ。あちらこちらで並ぶのに飽きてぐずり出す子供の声もちらほら…。

「何分後に入れるんだろう」

列最後尾で立っているスタッフが持っているパネルには、待ち時間30分との記載があった。

オープン直後をあえて避けてオープン一時間後、しかもお昼時を狙ったのにこのありさま。なんて日だ。

しかし並んでいく途中で、ミュージアムに並ぶ列のすぐ隣に、別の入り口があるのを発見した。しかも、なんと人が全然並んでいないまま解放されていた。

何なに?これはどうなっているの?

 

ノーマークであった。

どうやらその入り口は、レストランとショッピングモール専用の入り口らしい。

つまり、ご飯を食べたり買い物をしたいだけの人は、入場料を払わずとも、その入り口から自由にそのエリアにすんなり入出場ができるのである。

 

「どうしよう、11時だし…。先にご飯を済ませてからミュージアムに並びなおす?それともそんなことしていたらもっとミュージアムの列が混むのでは?そもそもまだそんなにおなか空いてないしな。しかも並び始めてもう10分位たったし、もったいないよなあ…。」

なんて思いを巡らせつつ、私たちの後ろにもまあまあな人数が並び続いていたので、今更後戻りで抜け出せるスペースもなくなっていた。

もう前に進むしかない!

下調べの甘さを後悔した。

とはいえ、ミュージアムに並ぶ列がいつピークを迎えるかもわからない。

とりあえず流されるまま列を進むことにした私たちであった。

 

すぐ目の前に建物が見えるのに、全然順番が来ない。しかも日陰もない。大人ですら結構しんどくなってきたので、ミュージアムに入る前に子供たちが疲れてぐずったらどうしよう、というまた別の心配が出てきた。

そして、ついに想定していた最悪の事態が…!!!

下の子(1歳)が、気が付いたらベビーカーの中で寝てしまっていたのだ。

なんだかんだで並んで約30分。

ようやく入り口っぽい場所見えてきたのに、ウソでしょ…泣。

せっかく入ったのに、「ずっと寝てました」なんて絶対避けたい。1歳ですら入場料とられるのに。

アンパンマンミュージアム&モールは、1歳から入場料を取られるのです。しかも大人と子供、全員同一料金1,500円也!

 

しかも起きるまでまた並びなおすなんて絶対嫌だし。

そんな焦りの中、ついに私たちはそのまま入場を果たした。

もちろん、一人は寝たままで。

 

「そうだ!とりあえず、上の子(4歳)が館内で遊び倒してから、頃合いを見て下の子が起きれば、ちょろちょろ動き回る下の子に手がかかっても、上の子はもう館内を満喫しているから不満もおこらないはず。すべてが平和なのでは!むしろ、寝てくれていてラッキーなのでは!」

 

と思った。こんな混んでいる場所で幼児二人の好奇心を同時に満足させるのは難しい。特に上の子はじっくり遊びたいはず。

もしかしたら、むしろこの事態は、

二人子連れでミュージアムを満喫させるための最強必勝パターンかもしれない!!

とさえ、発想の転換が起きた。

 

ミュージアム内の全容は、オフィシャルページに詳細があるので省略させてもらうが、とにかく館内はアンパンマンの世界が楽しめる仕掛けがいっぱいだ。

上の子がある程度遊んで、入場から約30分経過後だろうか、まだ下の子は起きる気配はなかったが、今度はむしろ「せっかく入場したんだから、必ずや楽しんで体験して元を取ってくれ!」という思いで、むりやり起こした。

 

下の子にしたら、むりやり起こされたにしろ、目を開けた途端、大好きなアンパンマンの世界へ飛び込んでいたのだから、そりゃもうおおはしゃぎだ。

上の子も一通り満喫済みなので、得意げに下の子を誘導する余裕すら見せていたのが微笑ましい。

必勝法は立証された。

今後複数のお子様を連れて、アンパンマンミュージアム&モールへお出かけされるご家族にぜひとも伝えたい!

「入場までに一人だけでも寝させておいて」と。

しかし、ベビーカーに乗れるまでの年齢に限る笑。

 

その4へ続く。